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扶桑社セレクト
愛と背徳の香り〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 227p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594048402
  • NDC分類 929.733
  • Cコード C0197

内容説明

病院に叔母を見舞ったヤアラは、同室の小柄で皺だらけの女性がアリエの妻と知ってショックを受ける。その妻が死に、埋葬された日、ヤアラは夫から遅ればせの新婚旅行に行こうと言われるが、出発前夜、彼女は家を出てアリエのもとに走り、激しく貪りあった。人のよい夫との暮らしも若き学究としての日常も、ヤアラを止めることはできない…。刺激的な性描写と背徳の香りゆえに、『ラストタンゴ・イン・パリ』と『O嬢の物語』のハイブリッドと絶賛された現代イスラエル文学作品登場。

著者等紹介

シャレヴ,ゼルヤ[シャレヴ,ゼルヤ][Shalev,Zeruya]
ガラリア湖のほとりにあるキネレットキブツに生まれ、現在はエルサレムに在住。聖書研究で修士号を取り、出版社で編集者として働いた。1997年に発表した『愛と背徳の香り』はベストセラーになり、現在までに20の言語、22カ国に翻訳権が売れている

栗原百代[クリハラモモヨ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業、東京学芸大学大学院修士課程修了
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

世玖珠ありす

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下巻に期待…したんだけどな。結局、この主人公は二人の男を失ったのか、そもそも二人とも彼女のものですらなかったのか、なんとも分かり難い。同僚との競争心からの安易な結婚、母親へのあて付けからの安易なアバンチュールの果てにあったのは平凡な日常への回帰?宗教的なエピソードを絡めたわりにはあまり膨らまず、イスラム系女性のただの妄想だったとは思いたくない。2012/07/08

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