扶桑社文庫
国民の教育

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 606p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784594048341
  • NDC分類 370
  • Cコード C0195

内容説明

「本書では日本の教育の根底にかかわる問題と、それに対応する私見を率直に述べたものである。そして現在の日本の教育問題の根っこの部分に注目していただければ幸いである」(はじめに)。第1回正論大賞受賞者である著者が、現在の日本の状況を憂い、その根底には戦後教育がある、という立場から著したベストセラーの文庫化。

目次

塾を認知し、学校崩壊を救え
いろいろな学校があっていいじゃないか
家庭教育は危機に瀕している
金属バット事件の父親とは何だったのか
厳父こそが子どもを育てる
国旗と国歌への敬意は義務教育で
学力低下と高等教育の危機
私は逆説的に「ゆとり教育」に賛成である
出世コースがパターン化して日本が傾きだした
横入りという複線があるから多様な人材が生まれる〔ほか〕

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。独ミュンスター大学、英オックスフォード大学留学。哲学博士。フルブライト招聘教授としてアメリカの六つの大学で講義。94年、ミュンスター大学より名誉博士号を授与。現在、上智大学文学部名誉教授。第一回正論大賞受賞。著書に『腐敗の時代』(PHP研究所/日本エッセイスト・クラブ賞)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Eiji

1
日本の教育は最悪だ。まず本当の意味で「日本と日本人のことを教えていない」。元凶は、GHQによる“ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラム”→「戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画」だろう。しかし、これは敗戦国としてはある意味仕方がない。東京裁判もそうだ(東京裁判が裁判の名に値しないのは、もはや国際的な常識)2005/02/28

結城あすか

0
内容はというと、目新しかったのは現在の公立学校の義務教育は画一的な愚民教育を行ってるだけだから、もっと私立学校の設立認可を緩めてエリート教育や、生徒個々の理解に応じた授業を受けられるようにしろ。そのためには学習塾を学校として認可するのも方法だって話にょ。全般的に本が分厚い割には中身はそんなにあったようには思えないにょ。あとがき読んだらなんか口述筆記で短時間ででっち上げた本みたいだし……2005/12/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/276245
  • ご注意事項