内容説明
20代、30代でも乳がんは忍び寄る。近年増加の一途にある若年性乳がん。若くして乳がんの告知を受け「なぜ自分が?」と運命を呪い、パニックに陥った女性たちが、自分を見つめなおし、とことん納得のいく治療法を探しあて、新しい人生を迎えるまでの感動の手記。
目次
二十代で乳がんになって(望月潤)
代替療法と西洋医学に心揺れて―乳がんとのおつきあい十年(藤原麻子)
おなかにいた赤ちゃんが命をかけて病気に気づかせてくれた―がんをきっかけにre‐born=生まれ変わった私(島田恵子)
セカンドオピニオンに救われて―re‐born もうひとつの9・11(石井典子)
がんを知りたくなかった私から、がんを知ることの大切さを知った私へ(戸梶有)
神様お願い!私の胸を取らないで…(金沢加代子)
私は覆面患者(丸川有李子)
決してあきらめない―病院・治療法探しの長い旅(長島直美)
自分らしさを探して―乳房全摘を選び、出産に至るまで(権嵯綾子)