日本国民が決断する日―東京テロと血の世界再編のなかで

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  • サイズ B6判/ページ数 359p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784594046576
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C0095

内容説明

忍び寄る北朝鮮、イスラム原理主義者の対日工作。それが他人事でなくなったわれわれは何をするべきなのか?この国の未来を啓示する画期的な書。

目次

日本のインディペンデンス・デイを目指して
アメリカと中国と統一朝鮮連邦、この三国とどう付き合うか
イラク入国
最初の目的地、共同通信バクダッド支局へ
ファッルージャでテロリストに会う
亡命イラク人による傀儡政権の行方
アメリカの新世界戦略の根源
アジアで民族問題が爆発する
小型核兵器の拡散時代
米朝戦争シミュレーション
北朝鮮の独裁者を分析する
本当の日米関係を直視する
テロから日本を守るシンクタンク創立まで
自立するために考える現代史
希望を手に入れるためのプロセス
日本の民主主義は今つくる

著者等紹介

青山繁晴[アオヤマシゲハル]
昭和27年神戸市生まれ。慶大文学部中退、早大政経学部卒。共同通信社で事件記者(京都府警キャップなど)、経済記者(エネルギー担当など)を務めたあと政治部へ。首相官邸や自民党、防衛庁、外務省を担当し昭和天皇の吐血や新防衛大綱、安保再定義の日米共同宣言などをいずれもスクープ。ペルー事件でリマに特派された後、依願退社、三菱総合研究所の研究員に迎えられ、安全保障・外交から金融・経済までを包括する国家戦略の立案に携わる。2002年春、三菱総研時代の「仲間」と共に、日本で初めての独立系、すなわち旧財閥や銀行、証券会社などのヒモ付きでないシンクタンクとして独立総合研究所を創立、代表取締役・兼・首席研究員に就任。作家としても小説『平成』(文芸春秋)を上梓、デビューしている
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

謙信公

3
「ザ・青山」満載の「ぶっとい新書」『壊れた地球儀の直し方』の原書。先に「ぶっとい新書」を読んだので、こちらが再読となる。16年前の発行時に、世界の直接支配という新しい戦略に転じたアメリカが、壮絶な失敗に終わるとすでに予言している。イラクの泥沼化やISの台頭、シリア内戦、イランの核疑惑。どれもアメリカが種を蒔いたものだ。その失敗からか、トランプ大統領はアメリカファーストと言い出す始末。北朝鮮のシュミレーションは何度読んでも背筋がゾーッとする。日本人として超国民になるために立ち上がるべく改めて考えさせられる。2020/01/23

まるまるた

1
青山さんの2004年に書かれた書籍、つまりもうほぼ10年ぐらい経つことになるわけですが、今読んでも十二分に発見やおもしろさがありました。中でも、「本来の姿を復元してゆく、もどってゆく動き」と表現された、イラク戦争。直線的に無理やりつくられた国の国境線を壊して、本来あった国に戻そうとする動きがあるのか!!と大変勉強になりました。こうして書くと当たり前のようなことだけど、これと同じように中国のチベット独立を求める動きなんかも説明できるのか~と、いい気づきになったわけです。2013/05/20

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