内容説明
敏腕記者デレクが投獄されたのは、賄賂をもらって、判決を左右するといわれた、最高裁判事バランタインの疑惑を暴こうとしたからだとわかる。デレクを罠にはめたのは、やはり後ろ暗いところがあり、バランタインと通じていたテレビ局の社長グルアの差し金だった。釈放されたデレクは、夫と別れたサブリナの助けに力を得て、上院議員出馬を目指すグリアに復讐すべく、バランタインの背景を探るが…。人生のどん底にある男女の苦難と再生を描いた、名手デリンスキーのロマンス&サスペンス。
著者等紹介
デリンスキー,バーバラ[デリンスキー,バーバラ][Delinsky,Barbara]
ボストン郊外で生まれ育つ。80年代から女性小説を数多く執筆し、著書の刊行部数は二千万部を超え、25の言語で出版されている
石原まどか[イシハラマドカ]
1991年、東京女子大学英米文学科卒。ノーラ・ロバーツ、シャロン・サラなど主にロマンス小説の翻訳に携わる
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