内容説明
マネ・ホールには血塗られた歴史が隠されていた。街で出会った親友のいとこ、レストラン“エ・トロワ”の美貌の女性オーナー、アンジェリーナを愛しはじめたデクランだが、その愛はなかなか受け入れてもらえない。そこには、さらに過去の深い因縁と輪廻が絡み合っていたからだ。過去と現在の2つの交錯する物語を軸に、ダークに、ロマンチックに、ミステリアスに、愛は時間を超えて昇華していく。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年に『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。86年にはアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入りを果たした。作品はこれまで約1億5千万部売れている。現在、メリーランド州に夫と二人の息子とともに住んでいる
小林令子[コバヤシレイコ]
上智大学理工学部卒業。翻訳家
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感想・レビュー
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rokoroko
14
謎が解明され運命の人とも巡り合い。家も綺麗になった・・ワンパターンの話なのに引き込まれていくのはさすがノーラ。昨日本整理してて見つけた本書。表紙も中も綺麗なまままた蔵書になるのかな2020/09/26
ぽこ
3
母子の縁って切れないものなのかな。二人の間に生まれる子供はマリーローズの生まれ変わりであってほしい。2014/12/12
choco
1
デクランとリーナのセンスと機転の効いた会話が気に入りました。リーナは抱えてる問題が大きくて素直になれない所をデクランが粘り倒す前半。後半は世界観が変わってきたのにはちょっと違和感。必要な展開なのでしょうが。屋敷の変貌は視覚的に見たくなりました。リーナの祖母とデクランの両親はとても魅力的。こんな方々のようになりたいと思わせるほどでしたね〜。2015/06/04
こえん
1
おや、そうきましたか~と嬉しくなったお話、主人公達の口から溢れる時をこえた言葉たちが○。おまけに、うまくいってる家族もうまくいってない家族も説得力がある感じだったし。2009/01/07
erie
0
過去と現在の関係のオチが意外で面白かった。彼はいいだんなになりそうだ。2009/10/19