内容説明
カリスタの名家の夫人で地元社交界の花形だったバーバラは、闇社会につながる男とも愛人関係にあった。奔放な性格で、人前には出せない写真を撮らせたこともある。デヴィッドは事件当時の調書のほか、父親が残したバーバラの分析記録を読むが、そこには性的イメージ濃厚な彼女の悪夢が記されていた。過去の記録を探りつつ、デヴィッドはわずかな証言から犯人の似顔絵を作成していく。だが描かれたその顔は…。魂の暗黒に迫る異色のサイコ・エロチックサスペンス。
著者等紹介
ベイヤー,ウィリアム[ベイヤー,ウィリアム][Bayer,William]
『キラーバード、急襲』(早川書房)で1981年度エドガー賞長編賞受賞。つづく、84年の作品『すげ替えられた首』(扶桑社ミステリー)はわが国でも好評を博した。ほかに『暗闇に咲く花』(扶桑社ミステリー)などの作品がある。90年代にサンフランシスコに移り、別名義デイヴィッド・ハントで、『魔術師の物語』(新潮文庫)ほか一作を発表した
汀一弘[ミギワイッコウ]
兵庫県生まれ
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感想・レビュー
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- 和書
- 理科これだけは 〈小5〉