扶桑社ミステリー
悪夢の秘薬〈下〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594039509
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

モネは怪しげな“珍奇博覧会”なる見世物小屋にひんぱんに出入りしている。ジャックは、その見世物小屋に潜入した。そこで彼は驚愕すべきものを目撃する。それは、再びみることはないとおもわれた、魔界の使者ラコシの姿だった。かつて壮絶な死闘を繰りひろげ、死滅させたはずのラコシ!新麻薬とラコシを結ぶ見えない糸とは?ジャックは、かつて倒したはずの敵と再びまみえることに…!ついに映画化される傑作『マンハッタンの戦慄』につらなる好評アクションホラーシリーズ最新作。

著者等紹介

ウィルスン,F.ポール[ウィルスン,F.ポール][Wilson,F.Paul]
1946年ニュージャージー生まれ。医師として働くかたわら小説を発表。81年に発表した『ザ・キープ』で一躍人気作家となる。壮大な伝奇ホラー六部作「アドヴァーサリ・サイクル」をはじめ、SF、医学サスペンスなどの分野で、精力的な創作活動を続けている

大滝啓裕[オオタキケイスケ]
翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しましまこ

21
薬で王様になっちゃったジャック、ぶっ飛んでたな。ラストがまたいいんだよ。2019/06/15

bapaksejahtera

13
魔界の生物ラコシ。体液から生成した物質は何時間かで効力を失うが、その間人間の暴力性を亢進させる。しかし薬効が失われた後は成分は跡形なくなる都合の良い薬物として、製薬会社重役が開発し、その秘密を嗅ぎつけたセルビア人ギャングが横流しする。ラコシはシリーズ第一作で登場したラコシ一族がいたらしい。今回その生き残りが登場する。主人公の始末人は目立たぬ外見である上、さしたる特技もないのが不思議だ。始末人であるが今回積極的殺人は犯さず、この暴力亢進薬を盛られた余り2人を死に至らしめた外は、悪漢4人を自滅させるに及ぶのみ2024/08/08

そら

6
相変わらずの面白さ。ジャックが薬を盛られたときにはドキドキ。そして、ラコシとの対決は... 下巻は緊迫感いっぱいで、読みごたえ十分でした。2018/09/03

カマー

5
バーザークを盛られて本気でブチ切れたジャックと戦う羽目になってしまった二人が哀れに思う 下巻に入ってから緊迫の連続だが、アラン医師 アッシュ兄弟 ハスキンズなど他の作品を知ってるとニヤリとさせれるチョイ役も多くて楽しめる 個人的に「黒い風カフェ」が登場したのがとてもうれしいが生命を吸い尽くされないか不安になる名前だ 2016/02/22

伊佐奈

3
うーん、とりあえず、今回の依頼者に関する事件は終わったわけだけど、シリーズ全体の流れとしてはどうなんだろ。あれがまた後で登場したり、なんらかの役割を担ったりするのかしら。2011/11/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/456896
  • ご注意事項

最近チェックした商品