暦と星座のはじまり

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  • サイズ B6判/ページ数 141p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309904610
  • NDC分類 449
  • Cコード C0044

内容説明

古代人はいかにして季節の移り変わりを知り、暦をつくりあげたのだろうか。また、星々を結んで夢とロマンを託して星座としたのだろうか。人と宇宙のかかわりを多くの資料から解明する。

目次

第1部 星を見る(星に気づく;星を見る;星を利用する)
第2部 暦のはじまり(ピラミッド文明(星と農業、回教暦創始)
暦を作る
カルデヤの八年暦(週の起源) ほか)
第3部 星座を決める(星空世界の見方の変遷;星座を決める;星座の設置)

著者等紹介

坂上務[サカノウエツトム]
1921年鹿児島市生まれ。九州(帝国)大学農学部を卒業後、同大学助手を経て教授。専攻は農業気象学。農学博士、医学博士。1985年に同大学を定年退職、同大学名誉教授となる。その後、私立の天文台を創設し、気象学と天文学の境界領域を研究対象として現在に至る。1993年に東亜天文学会会長、1999年にはせんだい宇宙館(鹿児島)名誉館長。1992年、小惑星5862番にSAKANOUEの命名を受ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

6
暦は農耕での必要性から生まれたのか。なるほどなー。そのあと航海で重要視されていった、と。月と太陽のズレでいろいろ知恵をこらすけれども……というあれ。もっといろんな暦を紹介してほしかった。ここら知りたいならWikipediaをざっと読んだ方が早いですね……時間作ります……。あとは科学博物館?とか調べていってみるとか……?2019/01/21

なのはな(2022年まで)

5
暦や星座を“発明”し活用してきた人類の歴史がよくわかる本。文明のロマンを感じられ、夜寝る前に読むのにちょうどよかった。筆者の天体観測好きが伝わってくるのも良い。 とくにバビロニア人と星座についてのくだりは興味深く読んだ。ただ、星占いをみて一喜一憂する楽しみを失ってしまった気がする。笑2019/12/11

なのはな

1
暦や星座を“発明”し活用してきた人類の歴史。文明のロマンを感じられ、夜寝る前に読むのにちょうどよかった。文章の端々から筆者本人の天体観測好きが伝わってくるのも良い。 バビロニア人と星座についてのくだりはとくに興味深く読んだ。ただ、星占いをみて一喜一憂する楽しみを失ってしまった気もする…。2019/12/11

瀬戸晴海

1
図書館。どうやら暦に関する本がピックアップされていたので読んでみました。世界史と暦と星座のおはなし。長い年月をかけて発見し、完成した天の知識がたっぷりと書かれていました。人の営みのロマン、天の広さと輝きを教えてくれる1冊です。時間を区切り、天を区切り、労働と生活を区切ってきた人間に深く関わったのは星であり、今も昔も人々は星のめぐりと共に生活しているということを感じました。研究者たちの名言がピックアップされていたのも心に響きます。カレンダーは人間の知恵が集まった素晴らしいものなんだなあ。2017/02/19

もっち

0
読みやすかった。が、さらさら流し読みになってしまいました。結構、何年という表記があったので、年表作ってみようかな、なんて事も最後のほうになって思いました。2020/11/02

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