扶桑社ミステリー
やっつけ仕事で八方ふさがり

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  • サイズ A6判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594039462
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

隣家の老婆に泣きつかれ、姿を消した彼女の孫娘、イーヴリン探しを無償で引き受けてしまったあたし。でも、イーヴリンを追ってるのはあたしだけじゃなく、彼女の元夫やらバーグでも悪名高いアブルッツィやら、枚挙に暇がない。しかも、あたしを敵視したアブルッツィは、前代未聞の刺客を次から次へと送りこみ、嫌がらせを仕掛けてくるのだった。へっぽこ弁護士につきまとわれ、夜ごとアパートに現われるレンジャーに悩まされ、爆発炎上するのはあたしの車、それとも頭。

著者等紹介

イヴァノヴィッチ,ジャネット[イヴァノヴィッチ,ジャネット][Evanovich,Janet]
ロマンス小説家として高い評価を得ていたが、94年に初めて書いた犯罪小説『私が愛したリボルバー』(扶桑社ミステリー)でCWA(英国推理作家協会)賞最優秀新人賞を受賞。「ステファニー・プラム・シリーズ」は現在、九作目のTo the Ninesまで書き継がれている

細美遙子[ホソミヨウコ]
高知大学人文学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらさきめがね

15
ステフママVSウサギ男はシリーズ屈指の名シーンです私の中で。思い出すだけで口角上がる。アブルッツィとの顛末もすごいの一言。レンジャーとの関係が深まったことがラストの伏線になってたなんて!ツケを支払ったら思いのほか多かったとかそういうこと?2015/08/21

みみずく

14
今回も安定のドタバタぶり。噂の完璧な姉「聖ヴァレリー」こと姉ヴァレリーも前作から登場。人生経験を積んだからか(?!)かなり振り切れてしまった様子。姉の娘たちも加わりますますプラム家は女性パワーが炸裂し、ステフ父可哀相。モレリとは距離を置いてはいるが、ぎこちない関係が続いている。レンジャー様とは前作からの借りがたまり、二人の間の緊張が高まりに高まっている。(ステフだけか)このシリーズはもう構成がパターン化してるので、謎とき云々というよりキャラクターの活躍を楽しむのに専念している。気楽に読みたい時に選ぶ本。2014/04/21

じゅり子

13
再読。というか再再再読?というくらい何かにつけては読んでいるステファニー・プラム。ステフがいてくれてよかった!というくらい私の弱い心(笑)の助けになってくれている。今作では新たにクラウンというおへちゃで空気読めない弁護士がスタメンとして登場。しかも聖・姉ヴァレリーと!ステフの母さんがウサギ(ウサギの着ぐるみの悪党)を轢き殺すところが涙なくしては読めない!くらいよかった。轢き殺しの場面がいいなんて…。いいの、だってステファニー・プラムだもん(笑)。ヴィニーもコニーも脇役ながらいいよね〜。2015/09/10

J・P・フリーマン

11
お隣さんの孫娘を探すことになったステファニー。それが原因で、戦争好きでゲーム脳の悪党から命を狙われることに。着ぐるみや被り物をした刺客たちに襲われるのは、絵面は面白いけどステファニーにとってはまさに災厄。今回注目した人物は、間抜けで人がいい弁護士クラウン。おばあさんの結婚指輪を探すため乾燥機に閉じ込められてグルグルされたり(このオチが秀逸)、裁判所未出頭者にボコられたりと随所で笑いを提供してくれます。彼の事務所にヴァレリーが就職したので準レギュラーになるかも?2020/03/12

ううち

10
この次の巻を先に読んでしまった…。解説を読んでなるほど!もう間違わないぞ。エレベーターガールを演じるミセス・ベストラー(推定200歳)が可愛くて仕方ない。2015/10/22

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