内容説明
台湾の核開発中止、旧世代・新世代の権力闘争、95年台湾海峡危機、2000年総統直接選挙…。いまだから語る台湾現代史の真相。
目次
第1章 台湾人の総統誕生
第2章 旧世代、次世代の権力闘争
第3章 二〇〇〇年総統選挙の内幕
第4章 中国問題に心を砕く
第5章 米中台に二国論の波紋拡がる
第6章 米軍の動きは早かった
第7章 三つの大きな事件―ラ艦汚職、コソボ援助、農民蜂起
第8章 李登輝改革のエネルギー源
第9章 リー・クアンユーが、去って行った
著者等紹介
鄒景〓[スウケイブン]
1963年5月、台北県新店市生まれ。父方の出身は大陸の湖南省。1985年、台湾の国立中央大学文学部を卒業し新聞記者に。「自立晩報」「自由時報」の記者を歴任。現在は「自由時報」副編集局長。長らく総統府を中心に政治を担当、台湾を代表する政治記者として知られている。3児の母
金美齢[キンビレイ]
1934年(昭和9年)台湾・台北市生まれ。1959年留学生として来日、早稲田大学文学部英文学科入学。71年同大学大学院文学研究科博士課程修了。ケンブリッジ大学客員研究員、早稲田大学英語講師、JET日本語学校(東京・北区)校長を歴任。辛口の評論家として雑誌、テレビなどで活躍中
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