内容説明
野犬のボス・太郎は、人間の気持ちを察し、飼い犬になった。安らかな暮らしに訪れた突然の悲劇。大けがを負わされた太郎は主のために命の限り生き抜いた。しかし…。太郎が「命」と闘った壮烈な四カ月。
目次
第1章 真夏の悲劇(悲鳴;岩崎さん;激痛の散歩 ほか)
第2章 遅すぎた出会い(運命;接近;苦情 ほか)
第3章 別れのとき(副作用;最後の散歩;肉片と薬 ほか)
著者等紹介
遠藤初江[エンドウハツエ]
静岡県清水市生まれ。静岡県立清水東高等学校卒業後、国家公務員(郵便局勤務)。退職後、趣味の店「露庵」の庵主に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。