内容説明
心ない言葉の暴力、相次ぐ医療事故…。現職の医師が鋭く指摘。
目次
序章 ドクターハラスメント(ドクハラ)という問題
第1章 ドクターハラスメント十一の実例
第2章 医療現場が抱えるドクハラを生む土壌
第3章 患者さん側にも意識改革を
第4章 土屋のドクハラ土壌改善案
第5章 21世紀型医療に向けての提言
第6章 キャンサーフリートピアで
著者等紹介
土屋繁裕[ツチヤシゲヒロ]
1956年生まれ。帝京大学医学部卒業後、2000年3月までの16年間、癌研究会附属病院に臨床外科医として勤務。現在、福島県郡山市の医療法人慈繁会土屋病院外科部長。また2000年7月、患者さんの立場に立った最良の治療の選択と闘病支援を目標とした組織『キャンサーフリートピア』を設立。ガン治療をトータルにコーディネートする活動を行っている
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感想・レビュー
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透馬なごみ
2
セカンドオピニオンを無意識のうちに受けていた自分にびっくり。本書は癌だが、自分自身に置き換えられるものがあった。中学2年のとき以来、月経が来ないため産婦人科に通ってますが、原因不明。ストレスからくるものだと診断され、数ヶ月様子見。原因がわからないと治療ができないと言われ大きい産婦人科に行き、今は女性ホルモン剤で周期を作っては薬をやめての繰り返し。いまだに治らず、治療を続けて5年。ドクハラを受けていたのだなぁ、と勉強になりました。自分にも足りない部分はあったので、この本から学んだことを今後、≫2014/03/12
ナジィ
0
ドクハラというよりかは、日本の医療問題について現役医師が切り込んだ問題提起型の本。勉強になった。医療代理人というシステム、いいと思います。2017/02/02
リトル
0
★★2014/05/29
みえ
0
結構いると思った