• ポイントキャンペーン

扶桑社ミステリー
美青年アルマンの遍歴〈上〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 383p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594036706
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

十五世紀のキエフの地で天才的なイコン描きと称えられた、美しくも信仰篤い若者がいた。しかし若者は、ある日草原でタタール人に略奪され、奴隷として売られる。行き着いたヴェネツィアで彼の主人となったのは、当時高名な画家だったマリウス。彼は若者をアマデオと呼んで愛した。このマリウスこそ、千五百年の歳を経た輝かしき強力なヴァンパイアだった。そしてアマデオ―のちのアルマンは、瀕死の重傷を負ったことを契機に、マリウスにより闇の世界に生きる不滅の存在に変身させられる。

著者等紹介

ライス,アン[ライス,アン][Rice,Anne]
1941年、ニューオリンズ生まれ。娘の死をきっかけに創作活動を開始した

柿沼瑛子[カキヌマエイコ]
早稲田大学卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほわわん

1
最初の想像とは違ったけれど、面白かった。ヴェネツィアのこの世の贅を与えられるヴァンヴァイア。贅沢を受容していくアルマンが面白かったな。アルマンの性格が極端で、反抗的かと思えば、くどい位隷属的で、喋ると口が悪い悪人と言われるのに、アルマンの視点で書かれる文章は自制的で知識と審美眼に富み善を(神を?)信じている。ふり幅の大きさが、これがギャップというのか?人物に妙な魅力を与えている。官能的な描写も素敵ですね。アルマンのギリギリ保っている理性を守るようなマリウスを理解してないようなアルマンの関係が良い!2020/03/24

アキ

1
謎の多かったアルマンがどうやってヴァンパイアになったかが語られています。2002/10/12

SHINOBU

0
アルマンってヴァンパイア・クロニクルズのキャラクターでも、実は一番印象が薄かったりして(←)。外伝またはスピンオフという位置づけなのだろうが、むしろアン・ライス本人による二次創作的な感じ(を受けるほどやおってる(^^;))。2012/04/03

fried_bogy

0
 表紙と題名はなんとかならなかったのか?しかし(上)ラストのくだりは涙せずにいられない。2011/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/32924
  • ご注意事項