内容説明
ニュース番組の共同司会者を務め、一流の取材記者を目指すリヴにとって、敏腕記者のソープは無視できない存在だった。国務長官をめぐる取材でスクープを奪われたリヴは、彼を憎んだ。ところが、ソープのほうではそんなことを意に介する様子もなく、リヴを一人の女性として扱い、接近してくるようになった。彼の野心や傲慢さにリヴは苛立った。しかし、何よりも彼女を苛立たせたのは、ソープに激しく惹かれてしまう自分自身だった…。N・ロバーツが真心をこめて贈る自選傑作集。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年に『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。86年にはアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入りを果たした。現在、メリーランド州に夫と二人の息子とともに住んでいる
清水はるか[シミズハルカ]
高知大学人文学部卒
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感想・レビュー
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viola
2
ノーラ・ロバーツはロマンス界のシェイクスピア!とどこかで聞いて、正直に申し上げますと冷やかしで読んでみましたら・・・・これ意外と(失礼)まともな作品で、普通に面白く読めました。深く傷ついた美人ニュース記者と、看板レポーターとの恋。地に足の着いたロマンスと言う感じで、妙にリアリティはあるし、実際こういう職だったら大変だろうなぁと思いを馳せてしまう始末。雰囲気としては、ニコラス・スパークスに非常に似ている気がします。リアリティはこちらのほうが上かもしれません。2012/08/05
蔡
1
ヒーローもヒロインも設定も好みに合わない一冊。 残念。2016/04/07
みータン
0
再読。あれ?カバーの表紙の柄が違う…重版の時に変わるのかな?ノーラの中でお気に入りの一冊。ヒーロー(1年半の片思い付き…笑)の押せ押せアプローチがストレートで気持ちいいほど。気付けば情熱キスしてるし(笑)H&H共に、本当に魅力的な1冊です。(オリジナルは「デッドライン」)2011/08/30