内容説明
時効まであと数日という時点で犯人が逮捕され、世間の注目を集めた松山ホステス殺人事件。その犯人である福田和子が松山拘置所内で自ら綴った、原稿用紙360枚にわたる激動の半生。整形手術を繰り返し、14年11ヵ月10日にわたった逃走の日々。長年隠し続けられた真実のすべてが今、明らかになる。
目次
逮捕
公判
逃亡
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nozomi Masuko
19
時効まであと数日という時点で犯人が逮捕され、世間の注目を集めた松山ホステス殺人事件。その犯人である福田和子が松山拘置所内で自ら綴った、逃亡から逮捕までの14年11ヶ月10日。少し前に寺島しのぶが主演でドラマ化されてたのをきっかけに手に取ってみたが、激動の半生にただ驚くのと、実際どこまでが真実の心理描写なのか最後までわかんないもんだなという印象。でも罪を犯し、追われ続けるとか考えるとその恐怖は計り知れない。ドラマ見てたからすんなり読めたけど、見てないとちょっと話が入ってこないかも?2016/06/13
モグラ
2
生まれたのが戦後すぐ位だから親からの扱いが酷く、影響が大きい気がする。逆に福田和子の子供は憎いのかどう感じたのかが凄く気になる。 行く所も帰るとこもない生活していくのは苦しいだろうし、福田和子の生活力に対しては尊敬しかない。逃亡先では変な人がやっぱり多いが周りを気にせずに生活する参考にしたら生きやすくなりそう!2023/02/05
イズム(清瀬泉夢)
2
実際読んだ感想は、自己弁護と被害者意識の中で自分を正当化しようとしているように感じてしまいました。もう福田和子は生きていませんし、事件も判決が出ているのでなんとも言えませんが、あまりにも身勝手な言い分が多いな。と感じてしまいました。2013/06/15
Miho Sato
1
かなり生い立ちが悲惨でかわいそうだけれど、それのせいにしてやりたい放題やって逃げてきたんだなと思った。お金に困ったら躰を売ればいい。男を作ればいい。そんな感じでのらりくらりやってきたんだろうな。自首なんてどうせする気もなかったんだろう。文が思いついたままに書かれているせいかかなり読みづらかった。2025/04/25
みつえ
1
絶対反省してないし、言い訳やら悲劇のヒロインぶりがすごくて嫌悪感。負けるもんか!じゃないよ。遺族にも読まれるのにこんな本を出せる神経がわからない。木嶋佳苗の手記にも似た感じがあった気がするけど、似たような性格同士なのかなぁ。自己肯定感高すぎてびっくりします_:(´ཀ`」 ∠):2024/11/18
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