扶桑社文庫
古墳殺人事件―昭和ミステリ秘宝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 529p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594035532
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0195

内容説明

少年タイムス編集長・津田皓三の元に旧友の考古学者・曽根辞郎の訃報が届いた。多摩古墳群を発掘調査していた曽根が、その古墳の中で頭蓋を砕かれて殺されたというのだ。彼の遺した謎の詩は、誰を告発しているのか?船を模して建てられた奇怪な家を舞台に、津田の推理が冴える。考古学のペダントリィと怪奇趣味に彩られた『古墳殺人事件』に、義経伝説に取り憑かれた一族の間で発生する連続密室殺人に津田が挑む『錦絵殺人事件』を併録。後に「事件記者」で一世を風靡する著者が最初期に手がけた純本格ミステリ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ホームズ

4
『古墳殺人事件』『錦絵殺人事件』。どちらもそれなりに楽しめたかな(笑)少し分かりにくい場面もあったけど(笑)特に『錦絵殺人事件』の方は登場人物が少し多くて途中ゴチャゴチャしてしまった感じがあった(笑)楽しめたので他の作品も読んでみようかな~(笑)2010/10/25

ヨコケイ

3
2長編+短編を収録。「古墳殺人事件」検事の一人称。考古学教授の死体が前方後円墳の中で発見される。探偵役は雑誌編集長。山奥の客船を模した邸…車椅子の主と家族…使用人…学者の助手…。「事件より子供と休日を過ごしたかった」とぼやく警部が妙に現代的で可笑しい。古風なwhodunitだが味わいがある。ヴァンダインが大嫌いな坂口安吾が本作を酷評していたと解説にあるが個人的には日下三蔵の意見に同意。少なくともこれに関する限り安吾の評は〈ないものねだり〉で〈推理小説に対する安吾の「趣味の狭さ」を表している〉ように思える。2025/05/29

AR読書記録

2
いやいいですよこういうの.トリック&謎解きそのものを楽しむ,というより,様式美を楽しむタイプの推理小説.ペダントリィ溢れるっていうのも,中途半端だと鼻につく面もあるかもしれませんが,ここまで行っちゃってくれてると爽快.謎の向こうのワンダーな世界のどこまでも,もうどうぞ連れていってください,という気分になります.堪能しました.2013/07/07

渋谷英男

0
「古墳殺人事件」、「錦絵殺人事件」そんなに悪くなかった。☆2.52016/02/19

kanamori

0
☆☆★2011/10/15

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