内容説明
犠牲者の友人による証言や、犯人が地元の新聞社に送りつけた詩のような謎の犯行声明から、「闇の徘徊者」がイギリス人である可能性が出てきた。捜査陣は前年にテムズ川周辺で起こった連続殺人事件の報告を入手して今回の事件との関連を調べるが、ロンドンで殺されたのは年のいった娼婦ばかり。そのうち犯人が死体を剥製にしようとしていたおぞましい可能性が浮かんできて、事件はますます猟奇的な趣を帯びてくる。異常な欲望に憑かれた殺人鬼との死闘が興奮を呼ぶ、女検死官シリーズ第五弾。
著者等紹介
ウォーカー,ロバート[ウォーカー,ロバート][Walker,Robert W.]
ミシシッピ州生まれ。シカゴで育ち、ノースウエスタン大学を卒業。著書は20冊あまり。現在はフロリダに住み、地元の大学で創作を教える
瓜生知寿子[ウリウチズコ]
英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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あつぼう
7
復興支援のため宮城県に行ってたのですが、その帰りのバス16時間で一気読みしてしまいました。上巻での謎が明らかになっていくのですが、闇の徘徊者をイギリスと結び付けていく過程は流石ジェシカ・コランです。それにしてもこの闇の徘徊者が犯行を重ねる理由って恐ろしいです。異常犯罪者の頭の中って普通の人が理解できないのは当然なんですが、このシリーズに登場する犯人達の考え方って寒気がします。こんな犯人と対峙するコランって凄いです。なぜか犯人達を引き寄せてしまう彼女って犯人からすると脅威って事なんやろうなぁ~。2011/05/22
あさひなる
2
お風呂で汗かきかき読み終わり 細かいところに???って思ってツッコミたくなるけどとりあえず何冊か買っちゃってるから読むぞ!(; ・`ω・´)2014/05/11
ルウ
0
★3 犯人の最後&ジェシカの心情が前向きでスッキリ2014/12/03