創元推理文庫<br> 背後の足音〈下〉

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創元推理文庫
背後の足音〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488209131
  • NDC分類 949.83
  • Cコード C0197

出版社内容情報

同僚の刑事の無惨な姿に言葉を失うヴァランダー。事件を調べ進むうちに次第に明らかになる同僚の隠された素顔。自分はこれまで彼の何を知っていたのか? 北欧の巨匠の傑作。

内容説明

長年一緒に仕事をしてきた同僚の刑事が殺された。あまりに無惨なその姿に、イースタ署の面々は言葉を失う。どうやら彼は、例の若者たちが失踪した事件を一人で調べていたらしい。二つの事件は同一犯のしわざなのか?調べ進むうちに明らかになる、同僚の隠された素顔。捜査陣の焦燥感がつのるなか、次の犠牲者が…。現代社会の病巣をえぐる北欧の巨匠の傑作。シリーズ第七弾。

著者等紹介

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

137
これ以上、仲間に死者が出たらとハラハラさせられた。惚れっぽいヴァランダーは、いつもの如く一方的に胸をキュンとさせ、その恋は始まらずに終わる。別れきれない人との思い出が沸き起こっては、胸を痛める。つまらないことに腹を立てるが、気がつけばやはり誰かが助けてくれる。愛おしいヴァランダー。そして、この小説では、女性達が活躍している国なのに、無理がない。そこがアメリカのミステリに出てくる女性達と違って読んでいて好きなところ。ヘニングマンケルの人柄によるところもあるだろう。細部のなんやかんやがとても素敵なミステリ。 2018/07/29

セウテス

91
【ヴァランダー警部】シリーズ第7弾、下巻。結婚式をあげたばかりの新婚さんたちが、その幸せを祝う最中に突然殺害される。遺族の喪失感や怒りは計り知れないものだが、そんな非人道的な犯行がサイコな奴とは限らなくなっている。新たに北欧でも自由主義における情報ばかりが直ぐに入り、格差社会が進み若者の中には夢を持てない者もいる。失業者は増える一方、利益優先で職場は人手不足で働く喜びを見出だせない。そんな社会の歪みが、人を狂気に走らせるのか、恐ろしい事だが哀しくて仕方がない。同じくひしひしと迫る変化を、感じる日々である。2022/06/15

KAZOO

86
後半に入ってもなかなか犯人がわからず、ヴァランダーは地道に捜査をしていきます。スウェーデンの地方の情景が目に浮かぶように描かれているように感じました。またヴァランダーを読んでいて刑事コロンボを思い出してしまいました。意外な犯人像は最近の状況を先取りしている気がしました。2015/06/19

ふう

78
物語の間中、ヴァランダー刑事はスウェーデンの変わっていく社会を憂い、自分は警察官を続けていけるのだろうかと悩んでいます。健康管理ができず、感情的で、食事に行くのに財布を忘れて…。と、そこまではまだいいのですが、肝心な場面で携帯電話を忘れてきたときには、本気で怒りたくなってしまいました。こんな疲れる主人公は珍しい。でも、そこも含めて、警察官という仕事は人間が人間の犯罪を追う仕事なのだと、改めて考えさせられました。最後の方の小島を訪ねる休暇。「スウェーデンはこういうところから始まった」という言葉もいいですね。2016/08/19

タツ フカガワ

69
医師に糖尿病を指摘されて凹むヴァランダー、離婚問題を抱える女性刑事フーグルンド、転職を考えているらしいマーティンソン。刑事たちの心の内を描きながら徐々に犯人を絞り込んでいく捜査陣の動きがぞくぞくするほど生々しい。これぞ警察小説の醍醐味! それにエピローグ最後のちょっと『イタリアン・シューズ』を想起させる情景など、傑作『目くらましの道』に匹敵する面白さでした。2023/09/18

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