内容説明
看護婦ケイトは、恋人の死をきっかけに、思いきって探偵事務所を開業したものの、理想と現実の落差にがっかり。そこへ突然、大事件が持ちこまれた。深夜の病院の敷地内で看護婦が殺されたのだ。信仰心も篤く、ボランティアにも熱心だった彼女が、なぜ殺されたのか?ケイトは事件が起きた病院に職を得て潜入調査を開始、複雑な人間模様を解きほぐして真相に迫るが…看護婦探偵ケイトが、変人の中年大家とともに、はじめての殺人事件に果敢に挑戦!英国注目の新星、初登場。
著者等紹介
グリーン,クリスティン[グリーン,クリスティン][Green,Christine]
ルートン生まれ。ロンドンの総合病院で看護を学び、地域看護婦として長年働く。1991年、本書で作家デビュー。好評を博し、CWA最優秀処女長編賞の最終候補作となった。現在はフルタイム作家となり、夫と2人の子どもとともに暮らす
浅羽萃子[アサバサヤコ]
東京大学文学部卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハレ
6
殺人事件はいくつもあるし、血だらけの場面もある。主人公ケイトも辛い過去を持っているし怖がり。が、全体的に暗さや重さを感じない。筋書き、文体には無理がなくミステリーらしい意外性もある。ケイトは美女とは言えなさそうで、食べることが好きだからきっと体型も、、。相棒は大家で葬儀会社を営むおじさん。‘足フェチ’の変わり者。恋愛話は無し。ちょっとだけほほが緩むぐらいのユーモアもある。読んでいて楽な、こんなミステリー好きかも! 2022/11/07
秋良
6
まあまあ。基本的に聞き込みしかしないで話が進んでいくので、盛り上がりや緊迫感が無くてだれる。医療関係者として、向こうの病棟勤務の様子が垣間見れる方が興味深かった。2017/09/23
りお
0
ヒューバートすき!2016/06/04
熊猫
0
http://booklog.jp/edit/1/45940323112013/02/25
かんり
0
3.5/52021/05/22
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