扶桑社ミステリー
凶運を語る女〈上〉―ムルマンスク、2017年

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594032005
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

2015年に激しい内戦が終結し、新たな政治体制が確立したロシア…その裏で重要な役割を演じたコンスタンチン・ヴァジムは、医師でもある妻ナターリヤとともに故郷のムルマンスクに帰っていた。警官として、少年たちの悲惨な姿を見ながら暮らす日々。あるときヴァジムは、占いの老婆に運命を問う。だがその答えは、妻に不幸をもたらす男が存在しているというものだった―蠍という男が。不安に駆られるヴァジムを、おそれていた事態が襲う。夜間、病院に向かったまま、ナターリヤが失踪したのだ。

著者等紹介

ジェイムズ,ドナルド[ジェイムズ,ドナルド][James,Donald]
ロンドン生まれ。「スパイ大作戦」をはじめ、多数のTV脚本を執筆。現代史家としても活躍し、The Fall of the Russian Empireなどの著書、The Dictionary of the Third Reichの編纂、TVシリーズ“Russia’s War”の構成などの仕事がある

棚橋志行[タナハシシコウ]
1960年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tegi

1
少々冗長な語りが読者を選ぶでしょうが、前作が最高に大好きなぼくにはたいへんなごちそう。猟奇事件の捜査譚であり、愛のために暴走する暗黒小説であり..。前作に続き、ジャンル分け不要なこの満漢全席感は実に楽しい。そして巻末、いやはや..前作からのファンほど、この顛末はキツい。2013/08/01

0
★1/22001/07/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/79249
  • ご注意事項

最近チェックした商品