内容説明
家族の問題を抱えた四人の少女が、女性セラピストのドクター・マーロウのもとでグループセラピーを受け、各々の辛い体験を語りはじめた。最初はミスティの番だった。彼女は語りはじめる。ビバリーヒルズの瀟洒な家で幸福な幼年時代をおくっていたが、十二歳のとき父親の浮気がもとで両親の間に亀裂が入り、ついに彼らは離婚。ミスティは精神のバランスを崩してしまい、学校の友人たちとも疎遠になっていった。そんな中、不良少年のロイドと知合い家出を決心した…。アンドリュースが贈る新感覚のシリーズ第一作。
著者等紹介
馬場ゆり子[ババユリコ]
翻訳家。東京生まれ。訳書に『ノーラが贈る愛されかた愛しかた』『ダイアモンド・ラブ』(集英社)『恐怖のヒッチハイカー』『リメンバー・ミー私を殺したのは誰?』(集英社文庫)など。ニューヨーク在住
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