内容説明
黒人少年ばかりを狙う連続誘拐事件がヒューストンで発生、被害者はみな惨殺死体で発見されていた。警察はFBIの超能力捜査官キム・デジナーに協力を要請し、キムは誘拐されたラマーという少年とテレパシーで交信しつつ必死に手がかりを探るが、少年は犯人の残虐な拷問に刻々と弱っていく。一方、五十年前のインディアン女性殺害事件の再調査に巻き込まれた刑事ストーンコートは、ひそかに“誘拐魔”事件にも取り組んだものの、進展しない捜査に焦りの色を濃くしていた。チェロキー族出身の異色刑事、待望の再登場。
著者等紹介
ウォーカー,ロバート[Walker,Robert W.]
ミシシッピ州生まれ。シカゴで育ちノースウエスタン大学を卒業。著書は20冊あまり。現在はフロリダに住み、地元の大学で創作を教える
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