扶桑社ミステリー<br> シンシナティ・キッド

扶桑社ミステリー
シンシナティ・キッド

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  • サイズ 文庫判/ページ数 202p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594031046
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

彼は、通称シンシナティ・キッド。ガキのころからギャンブルの道に入り、いまではスタッド・ポーカー界でも指折りの名手だ。今日もテーブルを囲むキッドに、大きなニュースがもたらされる。長年ポーカー界に君臨してきた「帝王」ランシーが街へ来たというのだ。ランシーを倒せば、名実ともにトップに立てる―こうしてキッドの挑戦がはじまった!スティーヴ・マックィーン主演映画の原作となった幻の傑作、ついに登場。冒険小説の名手が、若きギャンブラーの姿と緊迫したポーカー勝負を活写した逸品。

著者等紹介

ジェサップ,リチャード[Jessup,Richard]
1925~1982。商船の船員として10年間働きながら、執筆を開始。ラジオ、TV、映画の脚本のほか、ミステリー、冒険小説、西部小説などを多数発表。ハーレムのギャンブル・ハウスでディーラーをつとめた経験をもとに執筆した本書は、スティーヴ・マックィーン主演で映画化された。邦訳に『摩天楼の身代金』(文春文庫)、リチャード・テルフェア名義の〈モンティ・ナッシュ〉シリーズ(ハヤカワ・ミステリ)など

真崎義博[マサキヨシヒロ]
1947年生まれ。英米文学翻訳家。主訳書、ハイアセン『大魚の一撃』(扶桑社ミステリー)、ギフォード『ナイト・ピープル』(文春文庫)、サンドフォード『一瞬の死角』(ハヤカワ・ミステリ文庫)、ケルアック『地下街の人びと』(新潮文庫)ほか多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けいちゃっぷ

3
正味166ページの中篇ですが、ギャンブラーの世界が凝縮されてて、その一端を垣間見せてくれたかのようです。ただ、マックィーンの顔がちらついたのには困りましたが。202ページ2011/02/27

africo

2
スタッドポーカーをテーマにしたギャンブラー小説。スタッドポーカーってあんまり馴染みがないですが、最初に解説がついているという安心設計です。面白いには面白いのだけど、このギャンブラー達みんな明るくて仲良すぎないか。みんな精神的に全然不健康じゃない。アメリカ的ハリウッド的なエンタメだなあ。それはそれでいいのだけど、今回は期待していたものが違った。もっと全員がグッダグダに堕ちて行くような、全く先が感じられなような、読んだらブルーになるような、凄みのある海外のギャンブル小説が読みたいんですよ俺ァ。2012/09/22

kanamori

0
☆☆☆2013/09/28

ラブミーテンダー

0
うーん、評価が難しい・・・解説にあったヘミングウェイに似ているというのが一番無難な逃げ方か。ゲーム部分もあまりにあっさりで、冒頭の解説が必要あるのかも怪しいぐらい。まぁ、映画の原作読んでみたい人向けかな。2013/03/28

こくまろ

0
長めの短編といった感じ。シブい!!2010/08/10

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