内容説明
メロディーは小さな炭鉱町で両親とともに暮らす十五歳の少女。父チェスターの仕事は炭坑夫で、一家の住居はトレーラーハウスという貧しい生活を強いられていた。父は娘思いで、つらい仕事に不満ひとつ漏らさない男だが、美貌の母ヘイルはその生活を嫌っていた。そんな中、炭鉱事故で父が亡くなる。母ヘイルはチェスターの死を機に町を捨て、女優を夢見て町のバーテンダーとともに大都会を目指す。そしてメロディーはひとり漁師町に住む父の兄の一家に預けられることに…。アンドリュースが贈る新シリーズ第一作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
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また長く始まるシリーズに手を出してしまった。 いつものパターンで始まり、いつものバターンで進んでいく話だが、なんで手を出してしまうのか不思議。そんな力があるのがアンドリュースなんだろうな。 内容(「BOOK」データベースより) メロディーは小さな炭鉱町で両親とともに暮らす十五歳の少女。父チェスターの仕事は炭坑夫で、一家の住居はトレーラーハウスという貧しい生活を強いられていた。父は娘思いで、つらい仕事に不満ひとつ漏らさない男だが、美貌の母ヘイルはその生活を嫌っていた。そんな中、炭鉱事故で父が亡くなる。母ヘ2011/04/01
憂花
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いつものアンドリュースヒロインに、いつものアンドリュース展開で変わり映えはしません。それにしてもトレーラーパークに住んでる貧困層ヒロインにまで『勉強できる』設定持って来なくて良かったのでは?(ヘヴンの場合は優れた教師に出会っていて本好きで自身も教師を志しているという背景があったからいいものの……)作品群の中では比較的新しい部類の特徴として、①ゴシックホラー要素薄め②絶対的に邪悪なライバルがいない③初期作品になかったシスターフット描写があるなどが挙げられます。③は良いけど、①②のせいか読み応えがない。2025/09/22