内容説明
阪神大震災に際し、一週間前に明石市の上空で異様に光る雲を見たという複数の証言があった。空中の電磁波の変化を観察している尾池和夫(京都大学理学部教授)は、「地中のイオンが地震で放電されることが証明されれば、何らかの形で地震発生のパターンを知ることができるかもしれない」と話す。かように、科学の新生面は、発想の新生面から切り開かれる。本書には、あと一歩のところで止まっていた技術の詰めをもたらす新発想が満ち満ちている。
目次
技術革新編(富士山を見下ろすビル;工場産コシヒカリ;夢の翻訳・通訳機;ゴミが宝の山になる;クルマの知能が高くなる;地下に広がる新世界 ほか)
歴史編(古代史のナゾが解ける;宇宙のナゾに迫る;日本人のルーツが分かる;20××年のオリンピック;「国際化」はどこまで進むか;近づく宇宙新時代)