内容説明
友人たちがロングアイランドの小さな町に別荘を買ったというので、ローレンとキップも一緒に行くことになった。町に着いて早々、ビルという男性が首つり死体で発見されたとの報が。しかしビルのいとこの女性ジーンがローレンを訪ね、これは殺人に違いない、と捜査を依頼していく。この小さな町にビルに敵意をもつ人間がいたというのだ。捜査を開始していくうち、過去数年の間に不審な子どもの事故死、そして連続殺人が起きていたことが判明する…。好評のレズビアン探偵シリーズ、待望の第五弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
guriko
1
レズビアンの探偵ローレン・ローラノもの第5作。続きは書かれていない模様。話の筋よりもローレンとキップの痴話喧嘩がくどくて辟易。2024/06/03
じょじょ
1
今回から話の進め方が変わったみたい。キップがしつこいのとローレンが自分の事なのに他人事と言うか。続きが読みたいのにこれ以降出てないみたいで残念。2018/04/11
みはいっち
0
これまでと比べて話の進め方を変えてきていた。休暇先で事件に巻き込まれたので、いつものニューヨーク・シティの描写が無いのが残念。前回の最後を受けてギクシャクしてしまった二人の関係の行方もドキドキしながら楽しめた。続き書いてほしいな。2009/12/13
ni-ni-
0
シリーズ五作目。これで完結らしい。恋人に浮気が見つかったところから話が続いている。ローレンが夢中になった若い女へのコンプレックスを抱く恋人が、とても愛らしかった。2007/02/07
Theodore
0
テコ入れでもあったのか、ミステリーパートが面白くなっていた。が、4巻の事件のせいで主人公を好きになれなくなってしまったため、今一つ話に乗り切れないまま読了。正直、この本が最終巻(少なくとも日本語版は)でよかったと思う。若い女とよろしくやってたくせに、いざキップが戻ってきたら愛人を打ち切って元の鞘に納まろうとする態度があまりにも男々しすぎて開いた口が塞がらない。こういう場合、男性でももっと真摯に相手と向き合うんじゃないだろうか。また、肝心の事件の方も胸糞が悪い話で、主人公とは違う意味で辛かった。2022/02/02