扶桑社ミステリー<br> 愚者たちの街―刑事エイブ・リーバーマン

扶桑社ミステリー
愚者たちの街―刑事エイブ・リーバーマン

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594027148
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

老刑事エイブ・リーバーマンのもとへ、魅力的な売春婦エストラルダが保護を求めてきた。パートナーのハンラハン刑事が護衛についたものの、わずかな隙に殺人は起こった!しかも、現場のアパートには、ふたりのこわもての上司が住んでいる。大失態のなかはじまった捜査は混迷を深め、一方では私生活に続発する難問に、老刑事の悩みは深まるばかり。だが、犯人の凶弾は刑事たちの背後にも迫っていた…MWA賞作家カミンスキーが、巧妙なミステリーに人生の哀歓を描きだす、大好評の警察小説シリーズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

空猫

17
【海外ミステリマストリード49/100】娼婦に保護を頼まれ、業務外で張り込み中に殺害されてしまう。しかも現場は上司達が住むアパートで…てな始まりで。シリーズらしいが何だか内輪受けで盛り上がってるみたいでまるで頭に入って来なかった。全くおいらに合わず挫折。

bapaksejahtera

9
南部で二人の娼婦が客の悪漢を殺し大金を奪うプロローグ。直ぐに舞台はシカゴに移る。主人公は引退間際のユダヤ系とアイルランド系の警官二人。彼らの許に警官仲間にも知られる娼婦の一人が何者かに脅かされたと保護を求めるが結局殺される。彼女は上述の娼婦の一人。以下この殺人事件捜査が展開する。筋は十分複雑で面白い。但し本書はこの刑事コンビを主人公とするシリーズ第一作で、その為でもあるのか両人の家族や宗教コミュニティを巡る生活雑事が書き込まれる。西洋常識や米国TVに絡んだ擽りも頻繁でやや諄いが取敢えず続く作品を試みよう。2022/03/18

おのうち みん

2
「ツンドラの殺意」読んで再読したくなった。リーバーマンシリーズ1巻。じわじわといい物語。事件だけでなくそれぞれの登場人物の物語が平行して書かれていて、その中に著者の人生観がユーモアに包まれて現れているのがいい。扶桑社から5冊でて日本の出版は3「冬の裁き」から始まってるが、このシリーズは絶対1から読め。ちなみにこれも翻訳途中で止まってる。あと扶桑社文庫の解説は毎回的外れ感がすさまじいので、読む価値がない。2012/02/18

ラフ・フォックス

1
愛してやまないエイヴ・リーバーマン刑事のシリーズ第一弾。複雑に絡み合った事件は王道ながらしっかりとした満足感がある。何より人物と背景の描写が素晴らしいの一言。最後のシーンはまさかのどんでん返しも!? 休めない老刑事が送るハードボイルド小説!2012/11/22

Ryosuke

1
2009/06/26

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