内容説明
誇りも気概も失った日本人のあなたに―。なぜなのですか???自然と一体化した神道の霊性復興を世界は求めている。
目次
第1章 神聖復興への参道
第2章 日本美の光と影
第3章 現代世界の低迷と日本の苦悩
第4章 余は如何にして日本を愛せし乎
第5章 変貌と不滅
第6章 究極の日本像
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tooka
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書簡形式なことも相まって詩的な文章になっている。2008/06/05
ケンサン
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世阿弥の至高の一句「秘すれば花、秘せずば花なるべからず」。隠せばより神秘的、でも種を明かせばなんてことはない…最終章→玉置山神社、興亜観音「七士」の堂、京都伏見稲荷、奈良春日大社、京都竜安寺石庭、比叡山護摩法要、京都桂離宮、平和国家琉球、学童疎開船「対馬丸」の悲劇、知覧特攻隊記念館、等々。太古から現代に至るまで連綿と続いてきた、神道に端を発する人間の内奥にある原初的、根源的なもの、日本人として「万古不易」のものをしっかり受け止める作業が必要なのであろう。旱天慈雨となしうるかどうか、我々の努力に係っている…2022/12/16