内容説明
逆さ吊りにされ、大量の血液を抜き取られた若い女の死体。片腕は落ち、乳房や性器はめった切りにされていた…最近アメリカ中西部で連続して起きた残虐な殺人事件を追っているFBIの心理分析官オットーは、犯人のプロファイリング強化のため、検死官のジェシカに協力を求めた。ジェシカは目につくすさまじい損傷の陰に、犯人が隠そうとした小さな傷跡を発見する―処女の血を飲み、血の浴槽に浸かる人間吸血鬼の目的とその人物像は?FBIの女性検死官が、現代の異常な殺人事件に挑む衝撃のシリーズ第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
坂城 弥生
24
犯人が被害者の血を飲んだり、血の風呂に入ったりしてる所が気持ち悪かった。2019/02/06
えみちゃん
16
初読みの作家さん。積み本。このインパクトある表紙と女性検死官という属性⁉に惹かれて手に取ったんじゃないかな?たぶん・・。あらすじを読むと結構猟奇な予感。ドキドキしながらページをめくるといきなりセンセーショナルな幕開けではないですか。逆さ吊りにされて滅多切りにされた若い女の死体!にもかかわらず現場に血痕はなし。それどころか体内に血液は一滴もなし⁉悪魔崇拝者による儀式か?いや吸血鬼の仕業か?そこでFBIの心理分析官のオットーは検死官のジェシカに協力を求め捜査に乗り出すのですが・・。かなり早い時点で犯人は判るの2024/07/19
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
9
コーンウェルのスカーペッターシリーズと比べてしまうけど、これはこれで面白かった。このシリーズも続けて読んでみようかと思ってたけど、最後の展開が気に入らないので、今後どうしようか迷い中(@_@)2024/08/12
アキ
6
逆さ吊りにされ、大量の血液を抜き取られた若い女性。 めった切りにされているのに、現場には血の跡が無い。 FBIに協力を求められたジェシカは現場に急行。 そして犯人が隠そうとした小さな傷跡を発見する。 犯人による巧妙な罠に踊らされるFBIや警察関係者。 本作はジェシカと犯人の目線で交互に語られる。 結構グロイ描写があります。 そして狙われたジェシカ!最後の方は心臓バクバクでした。 ミステリというよりは、サイコサスペンスって感じ? 初読みだったけど、楽しめました。2013/07/12
LeeMetal
5
夜は大分涼しく…食に興味無しの私は読書の秋!(switchBotwで心折れたのもある…青ゴブリン怖す)コロナ禍古本屋解禁で特攻して買った中の1冊。このてのドラマ大好きだから既視感とかは仕方ないが、面白い!何故目に留まらなかった?コーンウェルのスカーペッタなんかより全然面白い!犯人のおぞましい犯行現場を捜査→その過程を犯人がじっくり反芻するのループなのだが犯人側がとにかく気分悪くなる…自分は鉄欠乏性貧血っていう疾患もちなので可愛そうとは思うが無理赦さん!海外では人気らしく日本でも結構な数翻訳本でてるし(汗)2020/09/16