内容説明
『かぶき者』が寄ってたかって造り上げたのが歌舞伎といってもいい。歌舞伎の語源の「傾く」は、文字どおり傾斜しているということだから、『かぶき者』といえば、まともな奴らではない。しかし、この頃ではまともな人たちが歌舞伎を研究したり、評論したりしている。たまには、まともでなく「歌舞伎」を紹介するということがあってもいいのではないかと取り組んだのが、本書である。
目次
新版歌祭文 野崎村
道行旅路の花聟 落人
与話情浮名横櫛 源氏店
一谷嫩軍記 熊谷陣屋
身替座禅
弁天娘女男白浪 弁天小僧
毛抜
京人形
義経千本桜 四の切
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