内容説明
瀕死の重傷から立ち直り、職場復帰を果たした新聞記者アイリーン。殺人課刑事フランクと婚約はしたものの、当人同士さほど心境の変化はなく、むしろ周囲のほうが気をもむような毎日。そんななか、アイリーン宛てにタナトス(死の神)と名乗る奇妙な一通の手紙が届く。そこには「最初に死ぬのはクレイオ(歴史をつかさどる神)だ」と書かれていた。やがて大学の史学教授の死体が発見される。そしてまた次なる殺人予告の手紙が…。ギリシア・ローマ神話になぞらえた謎の連続殺人事件をめぐる人気女性記者シリーズ第三弾。
瀕死の重傷から立ち直り、職場復帰を果たした新聞記者アイリーン。殺人課刑事フランクと婚約はしたものの、当人同士さほど心境の変化はなく、むしろ周囲のほうが気をもむような毎日。そんななか、アイリーン宛てにタナトス(死の神)と名乗る奇妙な一通の手紙が届く。そこには「最初に死ぬのはクレイオ(歴史をつかさどる神)だ」と書かれていた。やがて大学の史学教授の死体が発見される。そしてまた次なる殺人予告の手紙が…。ギリシア・ローマ神話になぞらえた謎の連続殺人事件をめぐる人気女性記者シリーズ第三弾。