ハルキ文庫<br> 宇宙船の落ちた町

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ハルキ文庫
宇宙船の落ちた町

  • 根本 聡一郎【著】
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  • 角川春樹事務所(2019/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 294p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758443050
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「宇多莉町には何もない」。住民が揃ってそう口にする田舎町で生まれ育った青砥佑太は、十四歳の夏、裏山で巨大な宇宙船の墜落を目撃する。十年後、宇宙船に乗っていた異星人は地球社会へと徐々に溶け込み、佑太は近隣の大都市・舞楼市に移住して無気力な生活を送っていたが、彼らの関係性は「あるアイドルの握手会」から劇的に変わっていく。過去と未来、共生と排斥、都市と辺境、世界と自己―人が自身と異なる存在とどう向き合うかを描いた物語。

著者等紹介

根本聡一郎[ネモトソウイチロウ]
福島県いわき市出身。東北大学文学部卒業後、NPO活動と並行して小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

194
これは自分のツボにハマった。めちゃめちゃ良かった。久しぶりに映画でもドラマでもアニメでもいいから、映像化してほしいと思う作品。宇宙船、宇宙人と地球人を現代の問題に置きかえたのは見事、そして恋愛物語(読む人によっては浅いかも)にもなっており良かったです。今後、様々な問題が起きた時に、心構えや気づきを自分にくれたと思う。ううむ、すごく良作なのに、うまく言葉で現せないや。とにかく良かった。そして穏やかで平和が続いてほしいね。2020/01/23

007 kazu

37
ある日、宇宙船が落ちたことで故郷を追われた裕太。うだつの上がらない生活している中でその宇宙人アイドル、リサと出会い自分の生まれ故郷に行ってほしいと言われる。SFの世界観を取りながら、原発・外国人差別の問題を想起させる設定。予定調和的なラストであり可もなく不可もなくという印象で、あっという間に読了。天然キャラとしてのリサの変な日本語は面白い。想像の世界でああいう会話がかけてしまうのは凄い。コントのネタとかかけそう。★3 2020/08/13

そふぃあ

27
新海誠をノベルにしたようなボーイ・ミーツ・ガールSF。地球で難民となったフーバー星人を取り巻く差別主義や彼ら自身の心情は地球人の難民のそれと変わらず描かれていて、物語として明快で読みやすかった。これはヒト型で意思疎通の取れる異星人だからこそ当てはまる構造で、もし異形でコミュケーション不可能な宇宙人だった場合はもっとハードなSF展開になりそう。 物語の構造はナボコフが言及した『テンペスト』的なプロット。「フーバー」はヴォネガットの短篇にもなってるスラング「FUBAR」とかけてあるのかなと思ったり。2021/06/16

タルシル📖ヨムノスキー

26
ある日田舎の町に宇宙船が不時着。政府は即座に半径20キロ圏内を立ち入り禁止区域に指定し住民を退去させる。その事件から10年後、宇宙人たちは一応市民権を得て普通に暮らすようになる。その出来事がキッカケとなり近隣の都市で無気力に過ごしていた佑太は、バイト先のアイドルグループの握手会で、一番人気のアイドル、リサにその町に連れて行ってほしいと頼まれるところから始まるという、実にラノベっぽい滑り出しのSF作品だが、実はマイノリティ差別とか、3.11後の原発問題とかを描いているというなかなか奥の深い社会派小説だった。2021/05/28

ソラ

24
読みやすいし、話としてもコンパクトにまとまっていて、幸せな結末を迎えるあたり読書としては最適だなぁと思いつつ読了。ライトな風味の中に社会風刺も織り交ぜられている。2020/01/04

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