内容説明
レスリーは、ジョーダンとの愛が破局を迎え、絶望していたところを優しく包みこんでくれたロスと結婚する。一方ジョーダンの心をつかむことに成功したジルは、彼の妻バーバラの隠された秘密を探り当て、離婚に追い込んだ。念願かなってジルはジョーダンと結婚するが、幸せな日々は長続きしなかった。夫がいまだにレスリーのことを忘れていなかったからだ。そこでジルはレスリーのことを調査し、思い切った行動に出ることにした…。愛と憎しみと陰謀が渦巻く世界で真実の愛が結ばれる日は来るのか。ゲイジ待望の新作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaoru Marukawa
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最後はハッピーエンドだったとはいえ、それぞれのキャラクターがあまりにも自分の欲望に忠実すぎて後味が悪かった。エリザベス・ゲイジならではの女性版「半沢直樹」とでも言えそう。ともかく用意周到に自分の欲望のためにライバルをコントロールしようとする負のエネルギーに圧倒されてしまって「ラブストーリー」の甘さが感じられなかったのが残念。しかし色と欲に対する執念を書かせたらピカ一作家だと改めて思った。2013/09/14
nayui
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第3の女性の出現・結婚・事件による死と二転三転の後半。再び別の人生を歩むヒーローとヒロインはようやくラストに結ばれる。ココまで長かったなぁ～。
