扶桑社ノンフィクション<br> 戦慄のカルト集団―11の狂気教団が引き起こした衝撃の殺戮劇

扶桑社ノンフィクション
戦慄のカルト集団―11の狂気教団が引き起こした衝撃の殺戮劇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594019082
  • NDC分類 169.53
  • Cコード C0197

内容説明

セックスとドラッグとロックンロールに浸りシャロン・テート殺害など酷たらしい猟奇殺人を繰り返した「マンソン・ファミリー」。南米ガイアナで教祖と信者千人あまりが永遠の至福を得ようと集団自殺を図った「人民寺院」。セックス狂の教祖のもと、警察との銃撃戦の末に、自ら教団に火を放って集団自殺を遂げた「ブランチ・デヴィディアン」―。本書は60年代から90年代にかけて全米を中心に展開した11のカルト教団によって引き起こされた「狂信的殺人事件ほか」に関しての血塗られた記録である。

目次

1章 サマー・オブ・ラブ―マンソン・ファミリー
2章 神がすべてを知っている―「人民寺院」
3章 ゴードン・カール―パッシー・カミテータス
4章 黄金の宮殿―ハーレ・クリシュナ
5章 われわれを殺しにこい!―フィラデルフィア・ムーヴ
6章 血の贖罪―ジェフリー・ラングレン
7章 エル・パドリノ―アドルフォ・ド・ジーザス・コンスタンツォ
8章 ヤーヴェ―「愛の寺院」
9章 神の選民の王―アント・ヒル・キッズ
10章 ランチ・アポカリプス―ブランチ・デヴィディアン
11章 火の円陣―「太陽寺院」教団

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

54
丸ごと一冊人民寺院の本が入手し難くこちらを読了。96年の刊なので教祖たちの刑死や獄死といったその後は「世界の猟奇殺人者」サイトを参照。フィラデルフィア・ムーブは所謂BLMで本書への収録は疑問。昨年市議会は行き過ぎた摘発を正式に謝罪もしている。2021/02/15

JunTHR

4
11もカルト教団の犯罪が並べられると気付くが、もはや凡庸とでも呼びたくなるようなパターンが浮かび上がってくる。世俗的としか言いようのない欲望と、話術や振る舞い・人格などのカリスマ性と、追い詰められて凶暴化する構造。もちろんオウムもその例外ではないだろう。虐殺系の犯行様態ではかろうじて個性らしきものが、、、。著者による、元も子もない人物形容がいちいち気になる独特の文体であった。2016/12/04

cybertiger

1
11のカルト集団について書かれている。 不快な描写が多いが、やむをえないのかもしれない。 栗本慎一郎氏による”いかにも”という後書(<解説>)を先に読むのも良いかもしれない。 「五章フィラデルフィア・ムーブ」に関しては市議会が行き過ぎを謝罪していることも念頭に置いておいた方がいい。 ただ、本書で紹介された事件の40年近く後のこと、当然本書が出版された後である。 結局、キリスト教圏あるいはキリスト教をベースとしたカルトの奥に潜むのは、ハルマゲドンへの恐怖とレイシズムに基づく誤ったエリート主義という気がする。2024/08/01

shiaruvy

1
△本棚捜索後詳細記入2017/12/29

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