内容説明
魂の根源に向かい探究を進めるストリーバーとビジターとの遭遇は終わることがなかった。まず四月二日の夜、誰かに小突かれた感じで目を覚したストリーバーは、部屋にいない息子を探して外に飛び出した。そこで巨大な黒い物体と三つの影を目前で捕らえ、妖しく響く何者かの声を聞いた…。その後もビジターとの接触を繰り返すストリーバーは、不安を打ち消そうと驚愕体験を綴りながら、同時に宇宙存在と本質的な触れ合いを求めていく…。全米に大論争を巻き起こした衝撃の実録書『コミュニオン』の待望の続編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南註亭
1
「2012」や「ウルフェン」や「ハンガー」の原作者による「アブダクション体験記」といった本。前作『コミュニオン』の続編です。著者はエイリアンという言い方をしないで「ビジター」という呼び方をしています。体験記かどうかはともかく著者のビジター理解がいまひとつわかりません。コリン・ウィルソンの『エイリアンの夜明け』を併読するといいかも。オススメ度 ☆☆☆ 3つです。2011/10/27
yoyogi kazuo
0
作者はアブダクションの被害者だと主張して恐怖を煽っている割にはエイリアン(ビジター)の訪問を歓迎(熱望)しているようなくだりもあり、態度の両義性が際立つ。どっちなのかはっきりせい、と言いたくなる。2023/10/08