内容説明
二十歳から二十一歳の時の素直な気持ちを書き留めた、中山美穂のホンネ。「たとえどんなに愛し愛される人がたくさんいても、人間っていうのは一人一人生まれてくるものだから、本当は一人ぼっち。不安なんかつきもの。…たった21年だけど、それなりのものを作ってきたんだもの。…人知れず嘘つきになったり、ずるがしこくなったりして、先まわりしか見えなるなるより、一瞬、一瞬の自分を大切にしたい」あたたかいぬくもりをなぞるような中山美穂のメモリー。
目次
ステージ―決まりごと、大嫌いだった。
ママお話聞かせて―私が幼い頃、縁側からよく押し売りカンケイの人がたずねてきました。
男の子―私は昔、寝言で「アンソニー!」と叫んだことがある。
出逢い―自分にしかわからない言葉をたくさん持っている。
白―“白”と聞いて思い浮かべる人。
私が思う恋―愛してるって100回言ったって、伝わらないことだってある。
タクシー―ある土曜日の午後、タクシーを拾うことにした。
スピード―最近やっと、自分の車を運転することが多くなってきた。
ひとり旅―あれは、そう、ちょうど6年くらい前。
海―自然が奏でる音にそっと耳をすますと、頭が軽くなる。〔ほか〕
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