内容説明
ローレンの事務所に、38年間も行方不明の母親を探してほしいという男の依頼人がやってきた。だがよく聞いてみると、母親は自動車事故で死んでいて、その死体を見つけてもらいたいのだという。わけがわからず不審な面持ちのローレンに、男が答える。「おやじがおふくろを殺したからさ」一方ローレンの家の前では、人気女優のシビル・シェパードが私立探偵ローレン・ローラノ役を演じる映画の撮影が行われていた…。現代のニューヨーク・シーンをいきいきと描く、異色のレズビアン探偵シリーズ第三弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょじょ
1
相変わらず記憶は曖昧だけど それならそれで初めての気分で読むことにしたら面白かった。でも1作目はローレンが自己中だったけど 徐々にキップがそうなり出し 今回はそうせざるおえない背景があるにしろ 自分勝手過ぎるし それに付き合ってあげるローレンは大人になった気がする。2018/04/05
みはいっち
0
面白かった。相変わらずニューヨークの街の描写が楽しい。今回はいつもの痴話喧嘩も片方にちょっと心境の変化を感じた。ローレンの先入観を持った相手に対する返しが痛快。最後のシーンが最後の行も含めて印象的。2009/12/11
とら
0
元恋人にすすめられて読んだ本。
ni-ni-
0
シリーズ三作目。ミステリー部分には多少無理があったけれど、登場人物たちに愛着があれば、あまり気にならない。ローレンとキップの痴話喧嘩は相変わらず。2006/11/27
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