内容説明
アンソロジー編纂の達人ゴーマンとグリーンバーグが、『罠』に続いて放つ傑作ホラー短編コレクション第2弾。猟奇殺人者に娘を殺された父親が企てた復讐の意外な結末を描く「恩讐」(F・ポール・ウィルスン)、アフリカの熱気のなかで4人の男女を蝕む狂気の物語「爬虫類の習性」(ジョン・コイン)、異形の殺人鬼と刑事との凄絶な死闘を圧倒的な筆力で描き切る「ハードシェル」(D・R・クーンツ)など、第一線で活躍するホラー作家たちが、日常生活のなかで突然襲いかかるプレデター(殺戮者)の恐怖を描く21編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
臨床心理士 いるかくん
33
モダンホラーの作家20人以上の中短編集から成るアンソロジー。テーマは「殺す者と殺されるもの」といった感じか。短いもので数ページ、長いのは200ページ、と長さも中身もさまざまである。このジャンルで有名なディーン・R・クーンツやポール・ウィルソンの作品のみならず、日本ではなかなか読む機会のない無名作家の作品も多数収録した、優れたホラー&ミステリー系の好アンソロジー。私の好みはわずか9ページのリック・ホータラの「紅玉と真珠」。2014/03/16
たまかなや
0
エドワード・ウェレン「心切り裂かれて」2014/09/30
shamrock
0
やっぱりウイルスンが一番面白い。2011/01/03
シロくますけ
0
異形な怪物を期待していたのだが、サイコ的な怪物だったのが残念。2021/09/27
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