内容説明
ローレンの幼なじみで、クリニッチヴィレッジに貴金属と家具の店を営むメグが殺された。自分のことを理解してくれていた親友の死に、ローレンはやむにやまれぬ気持ちで捜査に乗り出す。だが調べが進むにつれ、メグと子供たちの思わぬ不和や、「殺されたと聞いても驚かない」という二番目の夫の証言にぶち当たる。わたしは親友の真の姿を見ていなかったのではないか。思い悩むローレンの前に、隠されていたメグの世界が徐々にベールを脱いでゆく。異色のレズビアン探偵シリーズ、待望の第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
じょじょ
1
やっぱり今回も再読なのに事件の内容はあんまり覚えていない。ローレンの性格は面倒くさいなぁと思うものの 自分と通ずるものを感じて嫌いになれない。2018/04/03
みはいっち
0
今回もローレンとキップの甘い口論は絶好調。最後のシーンも凄く二人らしくて良かった。LOVEを逆に綴るとEVOLっていうとソニック・ユースのアルバムタイトルを思い出す。トムとサムのカップルとの再会の場面では胸にこみ上げてくるものがあった。2009/12/08
ni-ni-
0
シリーズ二作目。親友メグの死を切っ掛けに、ローレンを取り巻く仲間たちとの関係にもひずみが生じ、疎外感・孤独感に苛まれるローレン。甘いものでストレス発散したり、キップと痴話喧嘩ばかりしているローレンも健在。2006/10/17
Theodore
0
先に3巻を読んでしまったが、ようやく2巻目読了。やはり続き物は順を追って読まないとだめだね。いくつか3巻でわからなかった事実も補完できて良き。ただ、難を言うと親友を失くしたとはいえ、ちょっと主人公の心の変遷に共感できなかった。ブライズさん悪く言われすぎじゃね? あと、第1発見者に催眠術をかけるという展開が疑問。推理小説はあまり詳しくないのでアレなのだが、この手の非科学的手法に頼るのって邪法なんじゃ? 仮に正当な手段として認められるんなら、もっと早い段階でやっても良かったんじゃ、と思える…2021/12/29
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