内容説明
落ち目のラジオ司会者モルテスは、助手のリヴトとともにフランス各地を回り、行く先々でクイズ番組の生放送を続けていた。ある日リヴトは、ラジオ局が番組の打切りを決めたことを知るが、ラジオの仕事だけが生きがいのモルテスに打切りを告げる決心がつかない。二人はこれまでどおり旅を続けるが、やがてモルテスがすべてを知るときが来た―。時代に取り残された初老のタレントと、どこか抜けてはいるが気のいい助手との奇妙な友情を、『タンゴ』『髪結いの亭主』のルコントがペーソス豊かに描くロード・ムーヴィーの傑作。
落ち目のラジオ司会者モルテスは、助手のリヴトとともにフランス各地を回り、行く先々でクイズ番組の生放送を続けていた。ある日リヴトは、ラジオ局が番組の打切りを決めたことを知るが、ラジオの仕事だけが生きがいのモルテスに打切りを告げる決心がつかない。二人はこれまでどおり旅を続けるが、やがてモルテスがすべてを知るときが来た―。時代に取り残された初老のタレントと、どこか抜けてはいるが気のいい助手との奇妙な友情を、『タンゴ』『髪結いの亭主』のルコントがペーソス豊かに描くロード・ムーヴィーの傑作。