内容説明
早漏、インポテンツ、腟痙攣―これらを完治させるという、フリーバーグ医師の治療法―それははたして「売春」か、それとも悩める男女への「福音」か？性治療訓練士と呼ばれる専門家が、医師の指導のもと、愛撫その他を通じ文字通り患者に接するこの治療法、密室でおこなわれていることもあり、そのため、姿を変えた売春の疑いありとして、いくつかの州では禁止されてもいた。さて、日頃から道徳の頽廃を糾弾する牧師スクラフィールドは、一躍名を上げんものとフリーバーグの性治療への攻撃を開始した。この騒ぎに巻き込まれ、地方検事、性治療訓練士や患者たちは右往左往する。はたして正義の女神は誰に微笑むのだろうか？百発百中のベストセラー作家ウォーレスが性に悩む全ての人々に送る、愛と感動のエンターテインメント。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NICK６
5
「七分間」とか「替え玉」とか、売れまくったアメリカのエンタメ作家。Sシュルダンとか、この前読んだ、Hロビンス同様、娯楽色濃厚でしかも長編がお得意。で、これはどうか？ま、この表紙が何かを饒舌に伝えております通り、かなりアレですが、エロエロと、もとい、色色と、超面白かった。性不能者、性被害者に画期的な治療法が開発、しかも学術的にも認められ、効果業績も高水準。ただ、教会保守層には激しい攻撃を受ける。華憐で真面目（←◎強調！）な現場治療看護師たちのハゲシイ活躍、忌まわしい陰謀との対決もサービス満点です！♂スメ本 2022/07/30
ベック
2
なかなかいやらしかったなあ。
