感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sohara
1
英国諜報部員オードリーとバトラーを主要キャラクターとするシリーズの作品。原作刊行は1978年、邦訳は1988年。ただし本作は、彼らがまだ諜報部にリクルートされる以前、第二次大戦の勝敗がほぼついた1944年のフランスで初々しい兵士だった時の物語。(何と、年少のバトラーは19歳!)二人は、諜報部の関わる宝探しという特別任務の補充要員として各自の原隊から貸し出され、初めて顔を合わせる。結末で「宝」の正体が判明するも、終わり方が唐突すぎた観あり。とはいえ、楽しかった。シリーズ全作の最後に読みたかったかも。2012/09/25
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