出版社内容情報
徳川譜代の名門で七千石の旗本・真島兼続の妾の娘・花。
母が死に、父が大坂へと派遣されて以降、正妻や姉に酷い仕打ちを受けてきたが、遂にその父が帰ってくるという。
その報に侍女や下女までが態度を翻す中、花は告げ口せず、耐えることを選んだ。
この中に母を死に追いやったものがいる。
それを見つけ出すまでは誰も欠いてはならぬと心を決めたのだ。
だが、兼続が戻ってくることに焦る女たちは花に魔の手を伸ばし──。
波乱溢れる王道時代小説!
内容説明
徳川譜代の名門で七千石の旗本・真島兼続の妾の娘・花。母が死に、父が大坂へと派遣されて以降、正妻や姉に酷い仕打ちを受けてきたが、遂にその父が帰ってくるという。その報に侍女や下女までが態度を翻す中、花は告げ口せず、耐えることを選んだ。この中に母を死に追いやったものがいる。それを見つけ出すまでは誰も欠いてはならぬと心を決めたのだ。だが、兼続が戻ってくることに焦る女たちは花に魔の手を伸ばし―。波乱溢れる王道時代小説!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。2010年に時代小説デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんぶん
13
【図書館】「この世の花」第二巻目、ますます瑠璃の花に対するいじめも巧妙なって来た。 対する藤堂孝次の花への愛情がヒシヒシと感じられる。 この、イジメ合戦はいつまで続くのか、それに作者の考えも判らなくなってしまった。 この話をどう収拾付けるのか、まったくもって判らない。 どうしたいのか、どういう物語を望んでいるのか、二巻目になるのだから方向性くらいは示して貰いたい。 佐々木裕一は駆け出しの作家では無いのだから・・・巻数だけの伸ばしなら止めた方が良い。 何処まで続くのやら・・・2025/08/03
藤井努
0
この世の花の二作目 花に起こるいじめ、ハッピーエンドを祈るばかりです2025/05/24