感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なま
5
★★★☆☆石川啄木の代表的な短歌、「東海の小島の磯の白妙に我れ泣きぬれて蟹とたわむる」から始まる石川啄木の体験や気持ちを漫画にし、合わせて短歌も紹介している。素晴らしい短歌をたくさん残しているが、借金まみれ、女遊び、仕事は続かず・・・という、クズっぷりは有名。時の政治家、大隈重信に葉書を書いたり、借りたお金を返さなくても支援してくれていた交友関係をみると、啄木には不思議な魅力や話術があったんだろうか?ぜったいに、啄木の妻にはなりたくない。よく耐えたなー、妻。2017/10/12
ようこ
0
平井康三郎の歌曲の歌詞「ふるさたの 山に向ひて 言ふことなし ふるさとの山は 有難きかな」から啄木の人生に興味を持った。プライド高い秀才、かなり荒んだ生活、それに振り回される家族ーイメージがくるった。短歌は気に入ったのに。2024/08/01