内容説明
ギリシャ神話には数多くの神々と英雄が登場します。全ての父であるゼウスとその息子や娘たち。その物語のひとつとして、月の女神アルテミスの神話も広く親しまれてきました。若く美しい姿と狩りを好むたけだけしい気性を合せ持つアルテミスは、その二面性ゆえに恐れられ、さまざまの風習とともに語りつがれています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
98
木村かほるさんによるギリシャ神話の絵本です。絵が原作にぴったりな感じです。ギリシャ神話の本も読んでいるのですが、忘れてしまっていて月と太陽の神様がこんな感じで生まれたとは。むかしの神々はわがままで結構残酷ですね。2017/06/25
マツユキ
6
星座などで、馴染みのあるギリシャ神話ですが、アポロンとアルテミスは、兄弟だったんだ。生まれるまでに、こんな経緯があったんだと、新発見。木村かほるの絵が美しい。神様って、やりたい放題だな。思い通りにならない故なんだろうけど。二人の人間の男の運命がなんとも。2018/11/28
ochatomo
5
月の女神アルテミスの逸話 美しくまた荒々しい 木村かほるさんの絵の展開が興味深い2019/01/06
保山ひャン
2
ギリシア神話。月の女神アルテミスが、泉で湯浴みする姿を見られて、アクタイオンを鹿に変えたり、エンデミュオーンに恋して、ゼウスにたのんで、彼が若さを保ったまま眠り続けるようにしてもらったり。絵は木村かほる。2015/11/06