内容説明
子どもにとって学校のトイレは未知の世界。和式便器ひとつとっても大問題なのです。この絵本では、そんな子どもたちの学校のトイレに対するとまどいや疑問に答えていきます。どんな場所でも気持ちよくトイレに行けるようになるための第一歩の絵本。原寸大和式便器ポスター付。
著者等紹介
村上八千世[ムラカミヤチヨ]
大阪府堺市生まれ。学校や駅などの公共トイレの実態調査を行い、新しいトイレのあり方を公共団体や企業に提案。98年に始まった、日本トイレ協会主催の「学校トイレ出前教室」で子ども向けの講座を行っている
せべまさゆき[セベマサユキ]
1953年愛知県生まれ。東京芸術大学工芸家卒業後、イラストレーターとして活躍。あざやかな色のセンスとユーモラスでやさしい絵柄が人気
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
41
職場本。ほんの数年前までは、就学前のお子さんにこの本見せて和式トイレを紹介してたな。近年はだいたい洋式があるからね。この本は、ただこういうのが好きな子が読む用になってます。2021/06/23
山田太郎
40
なんとか和式のトイレできるようになったので、安心して読める。これとは関係ないが、私が小学生の時は学校でウンコするやつは犯罪者扱いだったことを思い出す。2016/05/16
chiaki
31
新1年生への読み聞かせに提供。家のトイレと学校のトイレで大きく違うのは、学校のトイレは和式が多いということ!この絵本は和式トイレの使い方を、楽しく分かりやすく教えてくれる良書。トイレは我慢せず先生に伝えるようにも触れられていて、この1冊があれば新1年生の不安のひとつが少し解消されそう。巻末『トイレずかん』も面白い!えーーーッと驚くこと間違いなしです。2020/05/30
のぶのぶ
31
同僚が図書館で借りてきた本。和式トイレって不便。私も好きではない。うんちの話は大好きなようで、はみ出さないようにするこつ、というより、失敗してしまった話が大好評。まだ、その洗礼はない。いまのところ。面白かったと帰っていった。男女別で行った。別でよかった。聴くに聴けないトイレの話。現状は、数が足らない。いっぺんに使用すると大混雑。小さい頃、そうだったかなあと思い出せず。当たり前が当たり前でなくなっているし、私たちもいつの間にか当たり前が変わっている。もうミッションの車には乗れない。あれだけのっていたのに。2018/04/12
のぶのぶ
28
前回は、同僚が借りてきた本をぱらぱら。今回は、ポチりました。この本の最後に和式トイレの実物大ポスターつき。和式トイレの使い方のページは、コピーして掲示に使うといいようだ。もういちど、職場で読み聞かせをして、置いておきたい。使える本は、手元に置いておきたいもの。それにしては、トイレ環境がよくなってほしい。数も足らないし、掃除をするのにも苦労している。和式から洋式にもしていきたいもの。大人でも、そう思うようになってしまったので、なんとかならないなあ。帯がついていて、入学おめでとう1年生の本。2018/04/15