内容説明
キルリヨンは、とうさんがいないので、いつもいじめられる。「なぜ、うちにはとうさんがいないの」と、キルリヨンはないた。とうさんはクムカン山の大トラをたいじにいって、それっきり、かえってこないのだった。かあさんからそれをきいたキルリヨンは、その日からてっぽうのけいこをはじめた。朝鮮民話の代表作「金剛山のトラたいじ」―待望の絵本化。5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
朝鮮のおはなしって、虎が出てくることが多いなぁ、日本の昔ばなしと似ているのが多いなぁ、と思っていたら、あとがきに松谷みよ子さんが詳しく書いてくれていて嬉しかったです。こちらは『金剛山のトラ』に似ていますが、尻の穴から外に出るという、子ども達にウケそうな場面があります。トラの腹の中で会った娘を見張りにするのはどうしてなんだろう?と読み進めたら、外に出る時の場所の確認だったんです。キルリヨン(主人公)はしっかりしています!2020/01/26
遠い日
9
韓国の民話。父の敵のトラ退治。息子キルリヨンの修行ぶりと、戦いぶりの勇敢さにわくわく。「心の目」ということばを守ったキルリヨンの清らかな精神がすばらしい。韓国絵本の化け物などとの戦いのシーンはいずれも激しいが、手に汗握る。2015/06/30
なつきネコ@着物ネコ
7
敵討ちに虎退治の話。本当に韓国人の性質を表した民話だな。これほどまでに虎が多く朝鮮半島では出没したということなんだな。加藤清正の虎退治なんての日本人なら思い描く。この虎は多くのものに変身するけど、韓国の虎は頭が良くて狡知に長けている。他にもこの敵討ちの話には息子の憎しみは合っても名誉心を覚える記述がないのは敵討ちに名誉を思う日本とは違う。やられたら強くやり返すという執念深さを持つ姿勢が見える。心の目で見て執念に惑わされずに本質を見抜けと言うことなのかな。だけど、子を思う母の気持ちはどこの国も変わらない。2022/09/25
こどもふみちゃん
5
松谷みよこ作、梶山俊夫絵なのでとてもお気に入り。お話も素敵(*^_^*)お勧め2014/06/10
刹那
3
お腹の中からやられたら…(>_<)痛そう~×2012/05/05
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