Ｔｈｅ ｅｘｃｅｌｌｅｎｔ ｓｅｒｉｅｓ ｏｆ ｆｏｒｅｉｇ ステアステップ農場 - わたしアンナ・ローズの物語

ペロウスキー，アン【作】〈Ｐｅｌｌｏｗｓｋｉ，Ａｎｎｅ〉/ワトソン，ウェンディ【絵】〈Ｗａｔｓｏｎ，Ｗｅｎｄｙ〉/渡辺 茂男/福本 友美子【訳】

ほるぷ出版（1989/03発売）

• サイズ A5判／ページ数 308p／高さ 21X16cm
• 商品コード 9784593591084
• NDC分類 K933
• Cコード C8097

内容説明

１９３０年代にはいって、農場の生活はいくらか楽になってきました。それでも、現代とくらべれば農業・機械も少なく、家族のだれもが仕事を分担し、責任をもって働かなければなりません。主人公のアンナ・ローズは五歳。いたずら好きのにいさんを先頭に、きょうだいたちはどんな仕事も遊びに変えてしまうのです。ガチョウの羽をとる作業をしながら、みんなで羽おばけにばけたり、イチゴつみで、ほとんどからのバケツに草をつめ、その上にイチゴをしきつめておかあさんをだましたり…。そんなアンナ・ローズにひとつの夢がありました。それは、学校へいくことでした。小学校中学年以上。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[noby]

第三巻は著者の子供時代。「ポーランド語で挨拶しないとおじいちゃんが怒る」そういう時代になってきました。大家族が一堂に会する集まりで子供たちは、けし粒クッキーを食べ、そり遊びをし、大人たちはポーカーに興じます。電気がないので洗濯機はガソリンエンジンで動きます。生地にシナモンを混ぜ込み、クルクル巻いて砂糖衣をかけたパンは近頃日本でもチェーン店ができ始めた「シナボン」でしょうね。古い家庭料理でした。

2017/06/20