出版社内容情報
NHKのEテレで放送された番組の書籍化。人形のQくんと、ぬいぐるみのチッチの掛け合いで、物語が展開します。この巻のキーワードは「そもそも?」。Qくんが思っている自分らしさと、他の人が思っているQくんらしさが違うことから、悩み考えます。画像やイラストもたくさん入り、楽しく読みながら深~く考えることができる本になっています。道徳の教材にも使えます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
33
子どもから大人になっていく途中でつきあたるのが、自分という存在。「自分らしさ」にもいろいろあるわけだが、何が正解かは自分にもわからないし、まして他人が決めることでもない。読み終わってみて、ここにははっきりした結論が書いてあるのではないと感じた。それはそうだろう。ただ「子どものための」哲学であってみれば、まずそれを考えてみること、考え方を身につけていくことの大切さを知ることだ。大人だって目の前のことで精一杯で、自分らしさなんて考えたこともない人が実は多いらしい。そういう人こそ一度立ち止まれる余裕がほしい。2024/09/10
うー(今年も遅くなります)
9
『子どものための哲学シリーズ』さて 自分ってどんな人?自分がおもう人物像と、周りからみた自分が違ってた!?ぬいぐるみチッチとの掛け合いでわかりやすく読め進められる。【Qワードを使ってみよう】→「立場をかえると?」「そもそも?」などのQワード、物事を考えるときに使えることばだ。2020/03/21
xivia | ゼビア
1
じぶんの理想(p. 51)を思い描いている人は少ないだろう.しかし,もう一段問いを深めると理想(idea)を描くことは本当によいことなのか?吟味してもいいだろう.2021/07/03
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- 和書
- 戦う勇気、退く勇気